2014年8月5日星期二

「見えすぎた物見」の面白さ

数多いる戦国武将のなかで、関東の武将たちはどうしても影が薄い。
後北条氏の5代(北条早雲、氏綱、氏康、氏政、氏直)を除くと、全国区の知名度をもつ武将は極めて少ない。『城を噛ませた男』の著者、伊東潤氏は、作家と してデビューして以来、その関東の武将や彼らが繰り広げる合戦を精力的に取り上げてきた。登場人物の知名度が低いということは、往々にして読者が物語に没 入するのを妨げる障碍となる。タオバオ代行

一方で、武田信玄や上杉謙信、織田信長といった「超」のつくメジャー武将は、逆に「色」が付きすぎていて、書き手のオリジナリティを発揮しづらいという側 面もある。歴史上の人物に独自の解釈を加え、そのイメージを一新するというのも歴史小説の醍醐味の一つだが、あまりに奇をてらった解釈は、読書の興を削い でしまう。

2014年7月28日星期一

J1連続無失点記録

 浦和が樹立したJ1連続無失点記録は、7試合で途切れた。横浜、FC東京、甲府、大宮、C大阪、新潟、徳島。この7チームが決められなかった浦和のゴールを打ち破ったのは、鹿島の柴崎だった。
 0-1で迎えた30分、植田が敵のパスをカットすると、土居、ダヴィと間髪入れず縦につなぐ。最後に右サイドを駆け上がった柴崎が、角度のないところから鋭い「天井シュート」を突き刺した。
 駆け引きの巧さが光る、良いシュートだった。
 ドリブルでゴールに迫った柴崎は、ゴール前に詰めた土居を横目で見て、次に視線を下に落とした直後、キーパーが一番反応できない真上を撃ち抜いた。これは西川でも止めようがない。決めた柴崎を褒めるべきだろう。taobao
 連続無失点は途切れたものの、西川は相変わらず素晴らしい。すでに誰もが認めるところだが、ゴールを守るだけではなく、11人目のフィールドプレーヤーとして攻撃への貢献は計り知れない。
 昨年も浦和は最後尾から丁寧にパスをつなごうとしていたが、プレッシャーをかけられると慌ててしまい、無残に失点するケースが多かった。それがフィールドプレーヤーと遜色ない技術を持つ西川の加入によって、格段にパス回しが安定した。

2014年7月24日星期四

氷山の一角

 6月18日の東京都議会で塩村文夏都議(みんなの党)に対して「早く結婚しろよ」などの“セクハラヤジ”が飛んだ問題で、「都議会・性差別やじ問題の幕引きを許さない緊急集会」(同実行委主催)が7月7日に東京都内で開かれ、約90人が集まった。taobao
 ヤジ発言を聞き、すぐに議長室へ抗議に行ったという東京都議で生活者ネットワークの西崎光子幹事長は、「これは単なるセクハラ問題ではなく、女性への人 権侵害」だと強調。2010年に都条例改正を話し合う場で、「おまえは痴漢されて喜んでるんだろ」などと“罵倒”された体験も語った。
 全国フェミニスト議員連盟所属の陣内やすこ八王子市議は、地方自治法129条をもとに「基本的に議会の統制(の責任)は議長にある」として、「発言者を制さなかったことは大きな問題」と述べた。
 細谷実関東学院大学教授(男性学)は、「女性は外での活動はほどほどに、結婚して家庭にいて、子どもを産み育てるのが良い」といった“保守”的な両性の風潮が今回のヤジ発言の背景にあると分析。
「公人による性差別をなくす会」の中野麻美弁護士は、都議会議員に対して実施したアンケート(21人が回答)の結果として、ほとんどが今回のヤジは「人権侵害」にあたると回答したと報告した。

2014年7月15日星期二

ピロリ菌保菌者

ピロリ菌保菌者は、ほぼ全員が胃炎を起こすものだが、自覚症状がない場合が多いため要注意。早めの検査と除菌で胃がん予防を図ると同時に、LG21乳酸菌の存在を覚えておきたい。
■CHECK POINT.1 学術名は「ヘリコバクター・ピロリ」taobao
ピロリ菌の正式な学術名は「ヘリコバクター・ピロリ」(Helicobacter pylori )。“ヘリコ”はらせん、“バクター”は菌、“ピロリ”は胃の幽門部(十二指腸につながる胃の出口部分)を意味する。体長は約4μm。らせん菌の存在は 100年前から指摘されていたが、培養ができなかった。しかし、オーストラリア人のバリー・マーシャルは自分を実験台にして培養に成功。師であるロビン・ ウォーレンとともにノーベル賞を受賞した。
■CHECK POINT.2 「胃がん患者の98%はピロリ菌保菌者」
日本の胃がん患者数は先進国の中でも、異例といえる多さ。このうち年間約5万人が亡くなっており、がんの死因としては肺がんに次ぐものとなっている。また胃がん患者の98%がピロリ菌の保菌者という報告もある。
■CHECK POINT.3 ピロリ菌はなぜ胃の中で生きられるのか?
胃の内部で分泌される胃酸は強い酸で、通常の菌類は生息できない。しかしピロリ菌は自らの体から出すアンモニアでこれを中和してバリアを作り、“ヘリコ” 状に回転しながら、胃の粘膜を動き回る。そんな中、注目されているのがLG21乳酸菌の存在。これは、東海大学医学部・古賀泰裕教授が中心になって解明さ れた乳酸菌。このLG21乳酸菌入りヨーグルトを摂取するとピロリ菌の数が抑制され、しかも除菌の際、併用すれば除菌率が向上することが試験で確認された のだ。
■CHECK POINT.4 LG21乳酸菌とは?
LG21乳酸菌は正式にはラクトバチルスガッセリー(Lactobacillus gasseri )OLL2716と呼ばれ、ガセリ菌の一種。東海大学医学部・古賀泰裕教授が中心となって、約2500種から選ばれた菌株だ。そんなLG21乳酸菌の最大 の特徴は、胃の中のピロリ菌の活性を抑制すること。胃酸への抵抗性も高く、ほかの乳酸菌よりも、胃内潜在性にも優れている。もちろん、人体への安全性も確 認済み。食品に向く風味でもある。

2014年7月10日星期四

『聖剣伝説』シリーズ

■ 生みの親とシリーズ正統後継者に『聖剣伝説』シリーズの魅力を聞く!タオバオ代行
安藤武博氏(以下、安藤):今日は”聖剣伝説とは何か”を聞いていくインタビューにしたいと思い、このお2人を召喚しました。『聖剣伝説 RISE of MANA(以下、ROM)』の小山田将プロデューサーと、聖剣の生みの親である石井浩一さんです。聖剣ブランドを引き継いだばかりの小山田はまだアプリ “神”とは言えないので(笑)、迫力をもたせるために聖剣伝説の創造神である石井さんにもお越しいただきました。

2014年3月18日星期二

意図不明の偽アプリ続出、マツキヨもピザーラも

実在する大手ドラッグストアや宅配ピザ店などをかたったスマートフォン向けの「偽アプリ」が次々と出現し、利用者を困惑させている。

 企業が認めていない「非公式アプリ」で、公式サイトに飛ぶ設定になっているが、専門家によると、今後、修正などと称して不正なアプリに更新される危険も あるという。韓国では既にスミッシングという手法で偽アプリをダウンロードさせ、個人情報を抜き取る手口が横行している。

 米アップルの「iPhone(アイフォーン)」の公式アプリ配布サイトに今年1月、大手ドラッグストアのマツモトキヨシのロゴを使用したアプリ「e!マ ツモトキヨシ」が公開された。アプリの説明文によると、インストールすればマツモトキヨシの通信販売で買い物ができるとしており、実際に公式の通販サイト につながる。

 しかしマツモトキヨシは「勝手に作られたもので、会社とは無関係」(広報)と憤る。「店舗検索」「お店を探す」とするべきところが「お店を探し」になっているなど日本語の一部が不自然で、作成者は「Rui Guo」と表記されていた。

 宅配ピザのピザーラや大手ドラッグストアのツルハドラッグでも、同様にロゴなどを無断使用されたアプリが公開された。いずれも各社のスマホ用公式サイトに接続する仕組みで、不正サイトへの誘導などはなかったが、指摘を受け、偽アプリは削除された。

 ウイルス対策会社のトレンドマイクロによると、フィッシング詐欺などを目的としたモバイル用の不正サイトは今年1月、約7万3000件で、2年前の14 倍に上っている。こうした不正サイトへ誘導するアプリのほか、作成した意図がはっきりしないアプリもあり、「インストール前に作成者や提供元などの確認 を」と警鐘を鳴らしている。タオバオ